代表挨拶
その人が再びその人らしく生活できるようバリアを張るための支援ができる会社を目指して
こんにちは。代表の関川 征宏です。
潮来市をはじめとする鹿行地域は自然豊かです。
春には水田に水が張られ青々しく、夏には景色一面みどりに染まる。秋は稲穂が頭を垂れて黄金色になり、冬には草木が枯れ、さみしくも穏やかな時間が流れる。そのような場所に生まれ育ち、生活ができることを私は誇りに思っています。
自然がみせてくれる鹿行地域の季節の移り変わりは、まるで人の一生のようです。
都市部に比べると、どうしても医療資源や地域の資源に乏しいのが鹿行地域のウィークポイントです。
であるなら、鹿行地域の人が住み慣れた場所や家で、安心・安寧な生活継続のサポーターになりたい。と考え起業するに至りました。
会社名の由来
会社名である合同会社Re:Barrier(リバリア)の名前の由来ですが
Re-とは再び。Barrierは障壁ではなく、防壁・身を守るものとの意味を込めます。
私は看護師として働いてきて、生命(人)とは本当に神秘的なもので、様々な事、物からとても上手に身を守るものだなと感じています。
分かりやすく例えると、こころとからだは互いを常に支えていて、どちらがダメージを負ったときは、必ず助けに回ります。からだがダメージを受けた時、こころは「早く治して頑張ろう」と奮起しようとしますし、こころがダメージを受けた時は「スポーツでもして気分転換しよう」とからだがバランスを取ります。そのようにして人は二つのバリアを全身に張りながら生活しているように思います。
しかしながら、人生を歩む中での様々な事、物という事象の中には、思った以上にダメージの大きいものもあります。ここでは怪我、病気、あえて老化というものも含めてみます。それらを精神科領域では「危機」と呼ぶこともあります。
そのような時、人は自分が壊れないように、こころとからだのバリアを最大限に活用して、それらのダメージから自分を守ります。
どうでしょうか?人って本当によくできているなぁと思いませんか。
しかし、危機から自分を守るために張ったバリアは、どうなっているでしょうか?やはりダメージを受け止めるために一部削げ落ちてしまっていたり、気づかない傷がついてしまったり、もしかしたらバリア自体が消滅してしまっていることもあるかもしれません。
そのようなとき再び削げ落ちた部分のバリアを張るのを助ける。バリアが無くなって無防備となっているのを助ける。
そのようにその人が再びその人らしく生活できるようバリアを張るための支援ができる会社。その願いをこめて「Re:Barrier(リバリア)」という社名をつけました。
また、当社のある地域は「水郷」と呼ばれ、昔は陸路より水路が発達していたそうです。
利根川からの水の恵みもあるなか、一方洪水などの水害から田畑や家屋を守るために苦労したことも伝え聞いています。「川(river)から皆を守れる(barrier)ような」という意味で、リバーバリア→リバリアという言葉の響きも社名に込めさせていただいています。
私の苗字が関川であり、先祖が川(river)の関所(gate/barrier)の仕事をしていたためについた苗字なのかなと私自身が勝手に思っており、昔から人の支援をしたい家系なのかもしれません。